すだちとともに 〜相談力育成サポートブック〜
辻 圭輔 著/青木聖久 監修
発達障がいがあっても地域で自立して人生を往く
親なきあとの支援につながる巣立ちのための一冊!
大人の発達障がいに悩むご本人とご家族へ。相談支援専門員は『人生の伴走者』です。
発達障がいが原因で、問題行動やひきこもりが二次障がいとして現れることがあります。
発達障がいのある子どもの子育ては、思春期以降に大きくその様相が変わります。親子のコミュニケーションがとりにくくなり、それまで利用していた児童向けの支援とも切れてしまった。そんな時…
この本では、私たち相談支援専門員がこれまでの経験をもとに、発達障がいのある人の生活や就労にかかわるさまざまな支援とその利用の仕方をお伝えします。
立ち読みコーナー
もくじ
- 【Case01】
子への経済援助で両親の家計は限界 ひきこもり負のループからの脱出
- 矢島大さん(20才)
- *相談支援事業所と相談支援専門員
- *生活に必要なお金の悩みを解決する
- 【Case02】
穏やかな子が思春期を境に不安定に 二次障がいの治療に専念して見えた希望
- 小川凛太郎さん(22才)
- 【Case03】
「障がいなんかじゃない」拒絶の壁を乗り越えて 初めて見えた新しい景色
- 関根裕也さん(21才)
- *発達障がいかもしれないと思ったら
- 【Case04】
育ての親の祖父母が要介護認定 自立を目指す支援利用で開いた心と社会の扉
- 雨宮瑠衣さん(25才)
- 【Case05】
統合失調症と家庭内暴力 障がいを抱え込んだ家族を離れて
- 日浦貴雪さん(22才)
- *お金の管理や整理整頓の仕方を身につける
- *“わが子の面倒は親が見る”ができなくなる前に
- 【Case06】
家庭での抑圧で症状が悪化 適正治療と環境調整で生活が安定
- 佐藤翔太さん(21才)
- *安心できる“居場所”を利用する
- 【Case07】
“できること”から芽吹いたチカラを育み 実現した一人暮らしへの道
- 山本竜児さん(25才)
- *一人暮らしを支えてくれるサービスを活用する
- 【Case08】
一人で産んで育てたい 出産後も仕事を続けるために叩いた支援の扉
- 河西愛美さん(22才)
- 【Case09】
一般就労で2回の挫折を経験 自分に合った働き方を求めて
- 飯山すばるさん(22才)
- *学校を卒業したら就労モラトリアムを利用する
- 【Case10】
思春期のトラブルで下がった自己肯定感 社会との距離を生活介助と支援で縮める
- 林原壮太さん(18才)
- 【Case11】
非行や犯罪の背景にある問題への 適切なアプローチが更生と社会復帰を進める
- 田沢海斗さん(24才)
- *家族から離れてグループホームで暮らすという選択
- 【Case12】
「僕は今 グループホームで暮らしています」離れて暮らすことで、親と子、それぞれの生活はどう変わったか。
- 篠田智晶さん(22才)/綾香さん(お母さん)
- 相談に行きましょう
- あとがき(辻圭輔)
- 出版に寄せて(青木聖久)
データ
ISBN |
ISBN978-4-911255-02-5 |
発行日 |
2024年12月10日 |
サイズ |
20.6×18.2cm |
ページ数 |
88ページ |
定価 |
2,200円(本体:2,000円) |
発行者 |
藤本涼子 |
発行所 |
そらの子出版 |
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